創作ダイニング「遠灯庵」


スタッフ日誌

創作ダイニング「遠灯庵」

先週末に雄和の「遠灯庵」(とうびあん)におじゃましました。

すぐ近所の「白鳥の丘」というところに、AIU(国際教養大学)生専用のシェアハウスを現在建築中ということもあって、ごあいさつも兼ねてのディナーでした。

このシェアハウスは、今年AIUを卒業する方が管理人として入居してくださいます。
その辺の事情もあらかじめご説明したくて、オーナーシェフの高橋さんの知人に同伴していただきました。

「遠灯庵」は、秋田では知る人ぞ知る創作ダイニングのお店です。

店内は、角館で二百年前に建てられたという古材を利用した現し梁の高い天井。壁は稲田石という御影石の割肌仕上げ。
ところどころにハンマードリルの穴の跡が見え隠れしていて素朴ながら重厚感があります。
そしてお店に入った瞬間から気になっていた床。聞けば無垢の欅だそうで、経年変色と艶が上品な雰囲気を醸しだしています。

石の壁の反対側は大きなガラス窓で、窓際にテーブルが並んでいます。
落ち着いた佇まいの中にあって、ティールグリーンのテーブルクロスがひときわ鮮やかな印象です。

お料理は、ランチもディナーもコースのみ。
「おいしさのためなら、洋食と和食の垣根を越える」が、このお店のモットーです。
味わいはもとより、器や盛り付けのひとつひとつをとっても、洗練されていて、単なる和洋折衷ではなく、和の繊細さと洋の趣が融合した創作料理なのでした。

店主の奥様が一品一品厨房から運んでこられて、お料理の説明があります。
本日のお品書きは、ご覧の通りです。

お品書き
・小さな握り寿司と焼き物
・節分スペシャル 大根の枡に鬼に金棒ならぬカニ棒
・鱈のパイ包み焼き タラの芽を添えて
・平目のカルパッチョ
・オニオン釜の盛り合わせ
・ビーフシチュー
・なめこおろしととろろご飯
・デザート
・コーヒー

コース内容は、ランチもディナーも月ごとに変わりますが、ビーフシチューだけは定番で変わらないそうです。
そのビーフシチューは、8時間かけて作っているとのこと。

知人の話しによると、高橋さんは秋田の調理界のレジェンドだそうで、その薫陶を受けた料理人たちが、何人も活躍しているのだそうです。

この地にオープンして26年。それ以前は、伊太利屋というレストランを経営されていました。
どうりで純日本的な食材にも洋の香りがそこはかとなく漂っているわけですね。

まさに看板に偽りなく、西洋料理にひたり、和食にくつろぐ大人のダイニングなのでした。
ごちそうさまでした。

スタッフ日誌

創作ダイニング「遠灯庵」

先週末に雄和の「遠灯庵」(とうびあん)におじゃましました。

すぐ近所の「白鳥の丘」というところに、AIU(国際教養大学)生専用のシェアハウスを現在建築中ということもあって、ごあいさつも兼ねてのディナーでした。

このシェアハウスは、今年AIUを卒業する方が管理人として入居してくださいます。
その辺の事情もあらかじめご説明したくて、オーナーシェフの高橋さんの知人に同伴していただきました。

「遠灯庵」は、秋田では知る人ぞ知る創作ダイニングのお店です。

店内は、角館で二百年前に建てられたという古材を利用した現し梁の高い天井。壁は稲田石という御影石の割肌仕上げ。
ところどころにハンマードリルの穴の跡が見え隠れしていて素朴ながら重厚感があります。
そしてお店に入った瞬間から気になっていた床。聞けば無垢の欅だそうで、経年変色と艶が上品な雰囲気を醸しだしています。

石の壁の反対側は大きなガラス窓で、窓際にテーブルが並んでいます。
落ち着いた佇まいの中にあって、ティールグリーンのテーブルクロスがひときわ鮮やかな印象です。

お料理は、ランチもディナーもコースのみ。
「おいしさのためなら、洋食と和食の垣根を越える」が、このお店のモットーです。
味わいはもとより、器や盛り付けのひとつひとつをとっても、洗練されていて、単なる和洋折衷ではなく、和の繊細さと洋の趣が融合した創作料理なのでした。

店主の奥様が一品一品厨房から運んでこられて、お料理の説明があります。
本日のお品書きは、ご覧の通りです。

お品書き
・小さな握り寿司と焼き物
・節分スペシャル 大根の枡に鬼に金棒ならぬカニ棒
・鱈のパイ包み焼き タラの芽を添えて
・平目のカルパッチョ
・オニオン釜の盛り合わせ
・ビーフシチュー
・なめこおろしととろろご飯
・デザート
・コーヒー

コース内容は、ランチもディナーも月ごとに変わりますが、ビーフシチューだけは定番で変わらないそうです。
そのビーフシチューは、8時間かけて作っているとのこと。

知人の話しによると、高橋さんは秋田の調理界のレジェンドだそうで、その薫陶を受けた料理人たちが、何人も活躍しているのだそうです。

この地にオープンして26年。それ以前は、伊太利屋というレストランを経営されていました。
どうりで純日本的な食材にも洋の香りがそこはかとなく漂っているわけですね。

まさに看板に偽りなく、西洋料理にひたり、和食にくつろぐ大人のダイニングなのでした。
ごちそうさまでした。

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