6月に入ってから生憎の雨模様でしたが、今日は少し暖かい光が射していますね。
今日は二十四節気の中の『芒種』にあたる日のようです。
芒(ノギ)とはイネ科植物の穂先の部分のことで、芒のある穀物の種をまく時期が芒種、つまり田植えの時期の目安になることなんですね。
また、6月6日は『お稽古はじめ』の日としても広く知られていますよね。
6歳の6月6日から芸事をはじめると上達するといわれておりますが、私が幼い頃、その通り芸事を習い始めました。
が、なかなか上達はしませんでした・・・。
その他にも6月は衣替えの季節ですよね。
衣替えは平安時代に装束を替えることから始まったようですが、鎌倉時代に入ると家具や調度品、建具などもこの時期に入れ替えるようになったのだそうです。
現在でも京都では襖や障子を外して葦戸に替えたり、簾をかけたりといった『建具替え』が行われているようですね。
今の住宅事情では季節によって建具を替えることなどは簡単に出来ることではありませんが、カーテンやブラインドを替えてみたり簾をかけてみたりとちょっとした変化を愉しむことができそうですね。
私も簡単な住まいの衣替えをして、暮らしにメリハリをつけてみようかなぁと考えております。
スタッフ 佐々木