アイスバーンは0°C以上でも発生?


スタッフ日誌

アイスバーンは0°C以上でも発生?

前回の投稿でスタッドレスタイヤの性能についてを調べているうちに、横山金足線・桜ガ丘交差
点付近で発生する恐怖のアイスバーンのことがもっと知りたくなりました。

アイスバーンはご存知の通り凍結路のことです。
車は自重やタイヤの圧力で氷を解かし、タイヤと氷の間に水の膜を作ります。凍った道でタイヤが滑るのは、この水の膜によって摩擦が小さくなるためなんだそうです。スタッドレスタイヤの大きな役割は、この水の膜の排出です。

アイスバーンは、「気温0°C以下で起こるとは限らない」と聞いてびっくりしませんか?私は驚きました。
そういえば、今日は氷点下じゃないからなんて軽い気持ちで運転していて、危ない思いをしたことが何度かあります。これは気温が5°C~7°Cであっても、夜間や、降雪などで路面が雪に覆われる状態が長く続くと路面温度が低下し、0°C以下になるからだそうです。
水が凍る温度は0°Cなのに、アイスバーンが0°C以上でも発生するのはこのためです。

ところで、一口にアイスバーンといっても次の3種類に分類されるみたいです。

圧雪アイスバーン
いわゆる圧雪路のことです。
タイヤで硬く踏み固められた雪が凍った状態の路面です。
スタッドレスはそれなりに効きます。慎重に運転していれば、チキンハートの私でも比較的問題のない状態です。

ブラックアイスバーン
路面に固い氷や雪が見当たらないのに滑って止まらないのがブラックアイスバーンです。
アスファルトの表面を透明な薄い氷が覆っている状態です。非常に滑りやすく、夜は特に道路が濡れているようにしか見えないため、不意に侵入してヒヤリとした経験、どなたでもお持ちですよね。

JAFのテストによれば、ブラックアイスバーンでの制動距離は69.5m!!と、ウェットな路面の約6倍。油断は禁物です。

JAF Channel

ミラーバーン
鏡面圧雪です。
これはスタッドレスタイヤが原因で発生するアイスバーンと言われています。
スタッドレスタイヤは発泡ゴムや細かい切り込みでタイヤを柔らかくして、路面の水をぬぐいとって氷にしっかり密着させて制動力を高めているんだそうです。そんな水分が拭きとられた氷が、信号待ちなどで停止と発進を繰り返すうちにタイヤによって磨かれ、鏡のようにツルツルになります。
非常に滑りやすい危険なアイスバーンです。交差点の前後や交通量の多い地点で発生します。

アイスバーンへの対策
自戒の意味を込めて、特別に慎重な運転をする必要がある場所を一応書き留めておきます。

発生しやすい場所
●橋の上
●トンネルの出入り口
●交差点
●日陰

この冬も、安全なドライブを心がけたいものです。

スタッフ日誌

アイスバーンは0°C以上でも発生?

前回の投稿でスタッドレスタイヤの性能についてを調べているうちに、横山金足線・桜ガ丘交差
点付近で発生する恐怖のアイスバーンのことがもっと知りたくなりました。

アイスバーンはご存知の通り凍結路のことです。
車は自重やタイヤの圧力で氷を解かし、タイヤと氷の間に水の膜を作ります。凍った道でタイヤが滑るのは、この水の膜によって摩擦が小さくなるためなんだそうです。スタッドレスタイヤの大きな役割は、この水の膜の排出です。

アイスバーンは、「気温0°C以下で起こるとは限らない」と聞いてびっくりしませんか?私は驚きました。
そういえば、今日は氷点下じゃないからなんて軽い気持ちで運転していて、危ない思いをしたことが何度かあります。これは気温が5°C~7°Cであっても、夜間や、降雪などで路面が雪に覆われる状態が長く続くと路面温度が低下し、0°C以下になるからだそうです。
水が凍る温度は0°Cなのに、アイスバーンが0°C以上でも発生するのはこのためです。

ところで、一口にアイスバーンといっても次の3種類に分類されるみたいです。

圧雪アイスバーン
いわゆる圧雪路のことです。
タイヤで硬く踏み固められた雪が凍った状態の路面です。
スタッドレスはそれなりに効きます。慎重に運転していれば、チキンハートの私でも比較的問題のない状態です。

ブラックアイスバーン
路面に固い氷や雪が見当たらないのに滑って止まらないのがブラックアイスバーンです。
アスファルトの表面を透明な薄い氷が覆っている状態です。非常に滑りやすく、夜は特に道路が濡れているようにしか見えないため、不意に侵入してヒヤリとした経験、どなたでもお持ちですよね。

JAFのテストによれば、ブラックアイスバーンでの制動距離は69.5m!!と、ウェットな路面の約6倍。油断は禁物です。

JAF Channel

ミラーバーン
鏡面圧雪です。
これはスタッドレスタイヤが原因で発生するアイスバーンと言われています。
スタッドレスタイヤは発泡ゴムや細かい切り込みでタイヤを柔らかくして、路面の水をぬぐいとって氷にしっかり密着させて制動力を高めているんだそうです。そんな水分が拭きとられた氷が、信号待ちなどで停止と発進を繰り返すうちにタイヤによって磨かれ、鏡のようにツルツルになります。
非常に滑りやすい危険なアイスバーンです。交差点の前後や交通量の多い地点で発生します。

アイスバーンへの対策
自戒の意味を込めて、特別に慎重な運転をする必要がある場所を一応書き留めておきます。

発生しやすい場所
●橋の上
●トンネルの出入り口
●交差点
●日陰

この冬も、安全なドライブを心がけたいものです。

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