SK LIFE vol.21 台風が接近する前に


住まいのハテナ?

SK LIFE vol.21「住まいのハテナ?」

台風が接近する前に

Q:台風6号、7号と連続して到来しましたが、
台風から命や家を守るために、どのような備えが必要ですか?

8月は年間で一番台風が多い時期と言われています。
いざと言うときの備えをしっかり整えて、もしもが起こっても慌てないようにしたいものです。

参考:台風の発生、接近、上陸、経路|気象庁

命を守るためにできること

○ハザードマップの確認
災害が発生したとき、どこにどれくらいの被害が出そうなのか、避難すべき場所はどこなのか、家の回りの危険度をあらかじめ調べて、避難場所などを家族と共有しましょう。
秋田県の洪水・土砂災害ハザードマップ|秋田魁新報 電子版

○避難場所の確認
ハザードマップで下調べをするだけではなく、一度は避難場所に足を運んでみるのもおすすめです。
あらかじめ距離や移動時間を知っておくことで、もしものときに心に余裕が生まれ、安全に避難することができます。

○非常食と備蓄品の用意
避難所もしくは自宅でも避難生活をおくる際に、停電や断水が起きても大丈夫なように、食料・水・薬品・携帯用ラジオなどは準備しておきましょう。
詳細はこちらの防災備蓄品リストをご覧ください。

○非常用持出品の用意
救急用品・タオル・電池等、被災したときに必要になる最小限の物をあらかじめリュックなどに詰め込んでおき、玄関や寝室、車の中などに配置しておくと慌てずに済みます。
病気をされている方なら処方薬、乳幼児がいるご家庭ならおむつなど、家族構成や状況に応じ必要なものは変わってきます。
家族一人ひとりが自分に合った非常用持出品を考えて、揃えておくことも大事です。
非常用持出品の詳細はこちらをご確認ください。

住まいを守る

○窓ガラスの保護
ガラスが割れ、飛散すると大変危険です。
雨戸やシャッターの取り付け、粘着テープや防災フィルムでの補強や、厚手のカーテンをかける等の対策をしておけば、窓ガラスが割れても屋内への飛散を軽減できます。

○電源の保護
被災したとき携帯電話やラジオが役立ちます、電池や充電の用意も忘れないようにしましょう。
被災で停電した際、ブレーカーを落としていないと漏電による火災に繋がる恐れがあります、復旧が確認できるまでブレーカーを落としておく方が安全です。

○生活用水のこと
一般家庭の浴槽では約180リットルまで、水の貯め置きができます。お風呂の残り湯があれば洗濯・トイレ・掃除などの生活用水として使えます。

○トイレのこと
最近では水洗レバーも無い、タンクレスのトイレも増えてきました。
そういったトイレは多くの場合、停電のときに使えなくなります。
自宅のトイレは停電でも使えるのかどうか、あらかじめ調べておきましょう。
例え、タンクレスのトイレでなかったとしても断水のときには流せなくなります。
そのときはバケツ1杯分の水をトイレに注ぐと流せるようになります。
終わった後はバケツ半分くらいの水を注ぎ、トイレの水位を平常時に戻します。
このやり方の場合、排水管が詰まる危険もあるため、数回に一度はバケツ2杯分の水をトイレに流してください。
【LIXIL】断水時にトイレを流す方法 (トイレ断水・停電時の対応)

○外にあるものを家の中へしまう
庭やベランダに置かれた植木鉢、子ども用の自転車などを屋内に片付け、暴風で飛散する危険性を減らします。

後片付けについて

台風が過ぎ去っても、断水や停電が続いている可能性があります。
飛散した物の片付けや、傷ついた外壁や窓ガラスの修理・交換に目が行きがちですが、電気やガスにもトラブルが生じているかもしれません。
「これくらいなら大丈夫」と思わずに、しっかりとした安全点検を行います。どうしても手に負えない場合は、業者や行政に頼りましょう。

国土交通省 防災ポータル

 避難所の場所やフリーWi-Fiスポットなどが多言語で確認できます

住まいるダイヤル

 被災した住宅の補修や再建について相談できる国土交通省の電話窓口です

言うまでもなく、日本は地震がとても多い国ですが、台風が非常に多い国でもあります。
異常気象のせいで秋田県では先日、観測史上最大の豪雨が発生しました。
その中で生活する以上、非常食や水などの備えはもちろんですが、
「万が一」でも落ち着いて行動できるように、日ごろからの十分な心構えと対策が必要です。

住まいのハテナ?

SK LIFE vol.21「住まいのハテナ?」

台風が接近する前に

Q:台風6号、7号と連続して到来しましたが、
台風から命や家を守るために、どのような備えが必要ですか?

8月は年間で一番台風が多い時期と言われています。
いざと言うときの備えをしっかり整えて、もしもが起こっても慌てないようにしたいものです。

参考:台風の発生、接近、上陸、経路|気象庁

命を守るためにできること

○ハザードマップの確認
災害が発生したとき、どこにどれくらいの被害が出そうなのか、避難すべき場所はどこなのか、家の回りの危険度をあらかじめ調べて、避難場所などを家族と共有しましょう。
秋田県の洪水・土砂災害ハザードマップ|秋田魁新報 電子版

○避難場所の確認
ハザードマップで下調べをするだけではなく、一度は避難場所に足を運んでみるのもおすすめです。
あらかじめ距離や移動時間を知っておくことで、もしものときに心に余裕が生まれ、安全に避難することができます。

○非常食と備蓄品の用意
避難所もしくは自宅でも避難生活をおくる際に、停電や断水が起きても大丈夫なように、食料・水・薬品・携帯用ラジオなどは準備しておきましょう。
詳細はこちらの防災備蓄品リストをご覧ください。

○非常用持出品の用意
救急用品・タオル・電池等、被災したときに必要になる最小限の物をあらかじめリュックなどに詰め込んでおき、玄関や寝室、車の中などに配置しておくと慌てずに済みます。
病気をされている方なら処方薬、乳幼児がいるご家庭ならおむつなど、家族構成や状況に応じ必要なものは変わってきます。
家族一人ひとりが自分に合った非常用持出品を考えて、揃えておくことも大事です。
非常用持出品の詳細はこちらをご確認ください。

住まいを守る

○窓ガラスの保護
ガラスが割れ、飛散すると大変危険です。
雨戸やシャッターの取り付け、粘着テープや防災フィルムでの補強や、厚手のカーテンをかける等の対策をしておけば、窓ガラスが割れても屋内への飛散を軽減できます。

○電源の保護
被災したとき携帯電話やラジオが役立ちます、電池や充電の用意も忘れないようにしましょう。
被災で停電した際、ブレーカーを落としていないと漏電による火災に繋がる恐れがあります、復旧が確認できるまでブレーカーを落としておく方が安全です。

○生活用水のこと
一般家庭の浴槽では約180リットルまで、水の貯め置きができます。お風呂の残り湯があれば洗濯・トイレ・掃除などの生活用水として使えます。

○トイレのこと
最近では水洗レバーも無い、タンクレスのトイレも増えてきました。
そういったトイレは多くの場合、停電のときに使えなくなります。
自宅のトイレは停電でも使えるのかどうか、あらかじめ調べておきましょう。
例え、タンクレスのトイレでなかったとしても断水のときには流せなくなります。
そのときはバケツ1杯分の水をトイレに注ぐと流せるようになります。
終わった後はバケツ半分くらいの水を注ぎ、トイレの水位を平常時に戻します。
このやり方の場合、排水管が詰まる危険もあるため、数回に一度はバケツ2杯分の水をトイレに流してください。
【LIXIL】断水時にトイレを流す方法 (トイレ断水・停電時の対応)

○外にあるものを家の中へしまう
庭やベランダに置かれた植木鉢、子ども用の自転車などを屋内に片付け、暴風で飛散する危険性を減らします。

後片付けについて

台風が過ぎ去っても、断水や停電が続いている可能性があります。
飛散した物の片付けや、傷ついた外壁や窓ガラスの修理・交換に目が行きがちですが、電気やガスにもトラブルが生じているかもしれません。
「これくらいなら大丈夫」と思わずに、しっかりとした安全点検を行います。どうしても手に負えない場合は、業者や行政に頼りましょう。

国土交通省 防災ポータル

 避難所の場所やフリーWi-Fiスポットなどが多言語で確認できます

住まいるダイヤル

 被災した住宅の補修や再建について相談できる国土交通省の電話窓口です

言うまでもなく、日本は地震がとても多い国ですが、台風が非常に多い国でもあります。
異常気象のせいで秋田県では先日、観測史上最大の豪雨が発生しました。
その中で生活する以上、非常食や水などの備えはもちろんですが、
「万が一」でも落ち着いて行動できるように、日ごろからの十分な心構えと対策が必要です。

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