SK LIFE vol.22「住まいのハテナ?」
地震に備える
Q:地震大国と呼ばれる日本で、地震に備えるためには何が必要ですか?
A:通信手段の確保が最重要です。
地震や災害が起きると「119」や「110」など緊急度の高い通話を確保するため、携帯電話会社は通信規制を行います。
災害発生時は、携帯電話以外の手段で連絡を取るようにしましょう。
参考:災害時には「災害用伝言サービス」やメールを御活用ください|総務省
携帯電話以外での連絡手段を持つことも、非常時の備えになります。
●メールやメッセンジャーアプリ
電話回線は規制されますが、ネット回線によるパケット通信は東日本大震災でもほとんど規制されませんでした。
パケット通信を使ったLINEやWhatsApp、facebookメッセンジャーなどのメッセンジャーアプリが、緊急時の連絡ツールとしては優れものです。Eメールもパケット通信ですが、メールが混み合うとすぐにはやり取りできなくなるので、災害時の緊急連絡には向いていません。
●災害用伝言ダイヤル
「171」は、災害時に提供が開始される伝言ダイヤルです。
携帯電話、固定電話、公衆電話からも繋がり「声の録音と再生」が可能です。
・声の録音は「171」→「1」→電話番号を入力(固定電話は市外局番から入力)
・声の再生は「171」→「2」→電話番号を入力(固定電話は市外局番から入力)
録音できるのは30秒までで、電話番号ごとに1〜20件を伝言として登録ができます。
●災害用伝言板 web171
「web171」は災害時にインターネットを通して、被災者の安否確認を行う伝言板です。
自分の電話番号を入力すると「名前・安否情報・伝言」を最大100文字まで書き込めます。
また、安否確認したい人の電話番号を入力すると、その人が書き込んだ内容も確認できます。
伝言登録数は20件で、最大6カ月まで保存されます。
参考(画像引用):災害用伝言板(web171)|NTT東日本
●緊急連絡カード
万が一を考え、緊急の連絡先や、アレルギー、持病などを記載した緊急連絡カードを用意しておきます。このカードがあると、外出先で災害に遭遇したときや、災害時に避難場所で過ごすことになったときに周囲との情報共有がしやすくなります。
●緊急連絡リスト
被災時には安全確保が何よりも大事ですが、それは連絡先の相手も同じこと。
お互いの避難行動を妨げないよう、災害時の連絡は最小限にとどめましょう。
そのために緊急用の連絡先に優先順位を付けて、あらかじめリストにまとめておくと便利です。
その際、連絡手段には何を使うのかも決めて一緒にまとめておくと、お互いの情報共有にも繋がり、連絡が取りやすくなります。
●バッテリーの用意
パケット通信や伝言ダイヤルも、電話が動かないことには使えません。
充電されていない状態で災害に遭うかもしれませんし、万全な状態だったとしても停電がいつまで続くか分かりません。
予備のバッテリーや手回し式の充電器を備えておき、いつでも使えるようにしておきます。
非常用持ち出し袋の準備、避難場所の情報共有も大事ですが、被災時の安否確認への備えも忘れてはいけません。
災害時に家族・友人・大切な人と連絡が取れるようにしておきましょう。
※非常用持ち出し袋について、詳しくはこちらをご覧ください。
SK LIFE vol.22「住まいのハテナ?」
地震に備える
Q:地震大国と呼ばれる日本で、地震に備えるためには何が必要ですか?
A:通信手段の確保が最重要です。
地震や災害が起きると「119」や「110」など緊急度の高い通話を確保するため、携帯電話会社は通信規制を行います。災害発生時は、携帯電話以外の手段で連絡を取るようにしましょう。
参考:災害時には「災害用伝言サービス」やメールを御活用ください|総務省
携帯電話以外での連絡手段を持つことも、非常時の備えになります。
●メールやメッセンジャーアプリ
電話回線は規制されますが、ネット回線によるパケット通信は東日本大震災でもほとんど規制されませんでした。
パケット通信を使ったLINEやWhatsApp、facebookメッセンジャーなどのメッセンジャーアプリが、緊急時の連絡ツールとしては優れものです。Eメールもパケット通信ですが、メールが混み合うとすぐにはやり取りできなくなるので、災害時の緊急連絡には向いていません。
●災害用伝言ダイヤル
「171」は、災害時に提供が開始される伝言ダイヤルです。
携帯電話、固定電話、公衆電話からも繋がり「声の録音と再生」が可能です。
・声の録音は「171」→「1」→電話番号を入力(固定電話は市外局番から入力)
・声の再生は「171」→「2」→電話番号を入力(固定電話は市外局番から入力)
録音できるのは30秒までで、電話番号ごとに1〜20件を伝言として登録ができます。
●災害用伝言板 web171
「web171」は災害時にインターネットを通して、被災者の安否確認を行う伝言板です。
自分の電話番号を入力すると「名前・安否情報・伝言」を最大100文字まで書き込めます。
また、安否確認したい人の電話番号を入力すると、その人が書き込んだ内容も確認できます。
伝言登録数は20件で、最大6カ月まで保存されます。
参考(画像引用):災害用伝言板(web171)|NTT東日本
●緊急連絡カード
万が一を考え、緊急の連絡先や、アレルギー、持病などを記載した緊急連絡カードを用意しておきます。このカードがあると、外出先で災害に遭遇したときや、災害時に避難場所で過ごすことになったときに周囲との情報共有がしやすくなります。
●緊急連絡リスト
被災時には安全確保が何よりも大事ですが、それは連絡先の相手も同じこと。
お互いの避難行動を妨げないよう、災害時の連絡は最小限にとどめましょう。
そのために緊急用の連絡先に優先順位を付けて、あらかじめリストにまとめておくと便利です。
その際、連絡手段には何を使うのかも決めて一緒にまとめておくと、お互いの情報共有にも繋がり、連絡が取りやすくなります。
●バッテリーの用意
パケット通信や伝言ダイヤルも、電話が動かないことには使えません。
充電されていない状態で災害に遭うかもしれませんし、万全な状態だったとしても停電がいつまで続くか分かりません。
予備のバッテリーや手回し式の充電器を備えておき、いつでも使えるようにしておきます。
非常用持ち出し袋の準備、避難場所の情報共有も大事ですが、被災時の安否確認への備えも忘れてはいけません。
災害時に家族・友人・大切な人と連絡が取れるようにしておきましょう。
※非常用持ち出し袋について、詳しくはこちらをご覧ください。