内窓リフォームで「窓リノベ」

内窓リフォームで「窓リノベ」

引違い窓（和紙調単板ガラス・組子付）

補助額が最大200万円、補助率が最大50%還元という、異次元の補助金として注目を集めている「先進的窓リノベ事業」。
このお得すぎる補助金をうまく活用すると、普通の戸建てでも史上最強の補助金が期待できるとの噂がもっぱらです。

その影響で、少し前に内窓の納期をメーカーに問い合わせたら、約3カ月かかるとの回答がありました。申請が殺到しているため、生産が追いつかないという状況のようです。

この、リフォーム業界を賑わせている「窓リノベ」の中でも、人気の内窓についてご紹介します。

なお補助金に関していえば、ガラスの種類、開閉形式、デザインによっては、補助対象にならない場合もあります。
気になる方は、現在開催中の「異次元の補助金相談会」にお越しくださるか、お電話などでお気軽にお問い合わせください。

窓リノベには、下記の３つの方法があります。
1) 内窓の取り付け（内窓リフォーム）
2) 既存の窓のガラスの交換
3) 窓そのものの交換

内窓リフォーム

内窓とは
内窓というのは、現在付いている窓の内側に新たに取り付ける窓のことをいいます。
「二重サッシ」「二重窓」ともいいます。

内窓のメリット
既存の窓の部屋側に、内窓を新設しますので、窓が二重になります。そのため、次のように様々なメリットが生まれます。

●断熱効果
　外窓と内窓の間に空気層ができるために機密性が向上し、断熱効果、遮熱効果が高まります。
●結露軽減効果
　結露は室内外の温度差、室内の湿度が高くなると発生しやすくなります。内窓の設置により発生条件が解消し、結露が大幅に減ります。
●遮音効果
　空気の層が防音壁として機能し、外の音の侵入や室内の音が近隣に漏れることを抑えます。
●省エネ効果
　窓の気密性の向上により、建物全体の断熱性能も向上。冷暖房費の節約になります。
●防犯効果
　空き巣などの侵入の54%が窓からという、警察庁の統計があります。内窓により二重ロックになるため、侵入抑止効果が期待できます。
●カビ・ダニの発生予防効果
　結露をそのままにしておくと、カビやダニなどの微生物が繁殖しますが、その被害を未然に防ぎます。結露で発生するカビやダニは、アレルギー疾患など健康障害の引き金になります。

チェッカーガラスの内窓

内窓のデメリット
内窓はメリットがいっぱいですが、デメリットはないのでしょうか。

●掃除に手間がかかる
　窓の数が2倍になるわけですから、窓掃除も2倍になります。また、外側の既存窓の内側を拭くことが難しくなる場合が多いようです。

●出入りや換気が面倒
　窓の数が増えるだけ、開け閉めの回数も増えます。毎日の出入りや換気のために開けたり閉めたりする窓に内窓を取り付けると、面倒に感じるかもしれません。

●普通の窓より高価
　昔と違い、現在内窓に使われているガラスは、1枚ガラスではなく複層ガラスが多くなっています。その分価格が高くなっています。
とはいえ、今なら「先進的窓リノベ事業」の補助金を利用することで、お得に窓リフォームが可能です。

内窓の種類
例えばLIXILの内窓「インプラス」には、以下のような種類があります。

●引き違い窓
　窓がレールの上を左右にスライドするタイプです。2枚引き、4枚引きがあります。

●FIX窓
　はめ殺し窓です。

●内開き窓
　左右どちらかを軸として、室内方向に開く窓です。

●内開き窓テラスドアタイプ
　人の出入りを前提とした、大きなサイズの内開き窓です。

ガラスの種類
内窓に使われるガラスもいろいろあります。

●単板ガラス
　1枚のガラス。

●複層ガラス（ペアガラス）
　2枚のガラス。ガラスとガラスの間に空気層があります。

●合わせガラス
　ガラスとガラスと間に中間膜があり、その種類によって機能が変わります。

●真空ガラス
　ガラスとガラスと間に新空想があるガラスです。

引違い窓（テラス）

まとめ

内窓は、種類もカラーも豊富です。断熱や防音など、目的やお悩みに合わせて、各メーカーの幅広い商品の中から使い勝手に優れたお好みのタイプを選ぶことができます。
「先進的窓リノベ事業」の補助金と合わせて、ぜひご検討ください。